特長

Interaction

Alchemyは、創作のプロセスの初期の段階に注目した実験的な描画ソフトウェアです。スケッチブックのデジタル版のようにも見えますが、創作の過程で、作者が思いもかけない方向にアイデアが触発されるようなコンピュータの働かせ方をさせていることが特徴です。

Alchemyでは、通常のデジタル描画プロセスにはあまりなじみのない入力機能を備えています。マイクの音量、コンピュータ生成によるノイズ、カーソルを動かすスピード、インターネットからの画像取り込みなどを利用して、スケッチするかたち、線の太さ、位置などの描画要素を変化させます。

描画の「過程」に集中させるために、Alchemyの機能は意図的に低く抑えています。たとえば色設定、やりなおし、修正編集ができません。その代わりに、描画プロセスを記録保存したり、作品を発展させるために他のソフトウェアと連携する機能を豊富に備えています。

Alchemy Interface

System

Alchemyは、基本システム部と、起動時に読み込まれる個別のプラグインモジュール部より構成されます。モジュールには「クリエイト」と「アフェクト」の2種類あり、「クリエイト」モジュールは、キャンバスに新たにかたちを描き加え、「アフェクト」モジュールは、キャンバス上にすでに描かれているかたちに変形を加えます。ユーザは、自由にモジュールを加えたり取り外したりでき、また自分で開発したものを追加して、配布できるようになっています。